新薬を開発するには、多額の研究開発費と時間をかける必要があります。では、何故新薬の開発が必要なのでしょうか。
新薬を開発しないと、開発コストが削減でき、国の薬剤費を大幅に減らすことが可能になります。メーカーが新薬を開発しなくても、既存の医薬品だけで十分な治療が行えるのであれば、新薬開発はしなくてもいいでしょう。
しかし、有効な特効薬のない難病は数多くあり、世界中で日々、新薬の開発が行われているのが現状です。優れた新薬が開発されると、その薬にたよった治療を行えるので、全体の治療費も結果的には抑える事になります。
例えば、新薬の開発によって、胃潰瘍治療は飛躍的に進歩しました。少し前まで、胃潰瘍の治療は外科手術で胃を切除するしかありませんでしたが、新薬の開発によって、メスを使用することなく、完治する事ができるようになったのです。
薬物治療で完治出来る事は、単に手術を減らしただけでなく、手術による体力の消耗を無くして、社会復帰までの期間を短縮する事ができます。
このように、新薬の開発は、総合的な医療費の費用を削減するだけでなく、治療期間を短縮して患者が不在である事で生じる、社会的損失を減らすことが出来ます。以上の理由から、新薬の開発は必要である事がわかりますが、新薬開発に必要な諸費用は、既存の医薬品を販売して利益を出さなくてはなりません。
ジェネリック医薬品は、ある程度開発費用が抑えられ、利益も期待できます。日本の新薬医薬品メーカーを救済するためには、新薬の薬価を上げて価値をあげる必要があります。
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