欧米では、新薬の特許が切れると、1ヵ月後には全体の80%はジェネリック医薬品に替わると言われています。
欧米では、ジェネリック医薬品はこのように大変一般的な薬です。アメリカでは薬剤師が、患者の同意があれば医師が処方した医薬品を、ジェネリック医薬品に変えてもいいと認められているので、ジェネリック医薬品での調剤が推進されています。
また、イギリスでは、医師が処方箋をだすさいに、商品名を指定しないで処方し、成分が同じ薬の中から薬剤師が選択できるので、ジェネリック医薬品の使用率が非常に高いものになっています。
世界的にみて、アメリカ、イギリス、ドイツではジェネリック医薬品の使用率が全体の50%を超えていますが、日本では20%未満と非常に低い使用率です。日本は、欧米諸国の先進国に比べてジェネリック医薬品の普及率が非常に悪いと言われています。
欧米で普及率が高いのは、代替調剤や一般名処方といった、上記のような制度が実施されているためで、日本では、薬剤師が勝手に医師が処方した医薬品を他の薬にかえる事は出来ません。
また、医師が処方せんを発行するさい、商品名を書かないこともないので、薬剤師の判断でどの薬を処方するかも決定することが出来ません。
このような制度が欧米にはある為、患者が同一成分の薬を、複数から選択することができ、支払う医療費や薬剤費をきちんと把握しているのでジェネリック医薬品が普及しているのです。
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