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薬の吸収は、患部に到達する速さや成分量に影響します。薬の吸収が影響を与えられる生理的特性は、胃が空になるまでの時間、胃酸の酸性度、また薬が消化管を移動する速さがあります。

添加剤の種類や量なども、錠剤における分解速度や吸収に影響を与えます。もし、錠剤からの成分が速く溶け出すと、薬の血液濃度が高くなり過剰反応を起こす原因になります。

逆に、錠剤からの成分が溶け出すのが遅いと、多くの有効成分は吸収されずに体外に排泄されてしまいます。薬の大きさや添加剤の性質は、薬の溶解速度や吸収に大きく関わり、固体の薬粒子が入っているカプセルよりも、液状の薬成分が入っているカプセルの方が、吸収がいいとされています。

同じ有効成分であっても、他の成分が異なると薬の吸収に違いが生じます。薬の効果は、たとえ同じ量を服用しても、製剤によって異なるのです。

経口投与する薬は、胃壁を損傷したり、胃酸の酸性度を変化させる可能性があります。この為、薬を錠剤やカプセルに包んで、小腸に到達するまでは溶けないようにしています。

食事や他の薬の成分が、薬の吸収や効果に影響を与えることもあります。繊維質の野菜などを薬と一緒に摂取すると、繊維が吸収を阻害して薬の効果がない場合もあります。

下剤を服用したり、腸が下痢などを起こしていると、薬の吸収が阻害されると言われています。胃や結腸など消化管の一部を手術で切除した場合も、薬の吸収に影響することがあります。

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